当院の予防歯科に対する考え方
多くの患者様が、これまで「歯が痛くなったら歯医者へ行き、削って詰める」という経験をされてきたと思います。しかし、どれほど上手に修理をしても、お口の環境(原因)が変わらなければ、数年後には必ずと言っていいほど再発してしまいます。
当院では、この「負のサイクル」を断ち切るために、北欧の予防基準であるMTM(メディカルトリートメントモデル)を導入しています。

都筑ふれあいの丘の歯医者さん
ありた歯科・矯正歯科の
MTMの考え方
MTMとは
MTM(メディカルトリートメントモデル)とは、患者様お一人おひとりのお口の状態や生活習慣に合わせて、オーダーメイドで予防プログラムを立てていく予防歯科の考え方です。
虫歯や歯周病を防ぎ、ご自身の歯を長く維持するためには、ただクリーニングを受けるだけでは十分とはいえません。大切なのは、「なぜ虫歯や歯周病になるのか」という原因を明確にし、その原因に直接アプローチしていくことです。
当院のMTMでは、検査によって虫歯や歯周病のリスクを把握し、その方に合った予防法を計画・実践していきます。すべての方に同じケアを行うのではなく、その人にとって本当に必要な予防を行う。それがMTMの特徴です。

なぜオーダーメイドの予防が
必要なのか
虫歯は、「歯質」「糖質」「虫歯菌」「時間」の4つの要素が重なり合って進行する感染症です。歯はエナメル質・象牙質・セメント質・歯髄といった層で構成され、それぞれが歯を守る役割を担っていますが、歯質の強さや性質は人によって異なります。そのため、同じケアをしていても虫歯になりやすい方とそうでない方がいます。
また、唾液の性質も大きく関わります。唾液には、お口の中を中性に戻す「緩衝能」や、溶けた歯を修復する「再石灰化」を促す働きがあります。唾液の量や質が違えば、虫歯のなりやすさも変わります。
さらに、食生活や間食の頻度、歯磨きの習慣、細菌の状態も一人ひとり異なります。だからこそ、画一的な予防ではなく、その方に合った予防が必要なのです。

歯を失わないために
歯を失う原因は、第1位が歯周病(37%)、第2位が虫歯(30%)と報告されています。この二大要因をしっかりと予防することが、将来の歯の喪失を防ぐことにつながります。MTMは、「今悪いところを治す」ためだけの考え方ではありません。「これから先、悪くならないようにする」ための仕組みをつくる予防歯科です。患者様それぞれのリスクを把握し、その方に合った予防プログラムを継続することで、歯をより長く、健康な状態で保つことができます。それが、当院が大切にしているオーダーメイドの予防歯科、MTMです。

MTMと定期検診の違い
| 定期検診 | MTM | |
|---|---|---|
| 主な目的 | 虫歯の 「早期発見・ 早期治療」 |
病気の原因を特定し、 「未然に防ぐ」 |
| アプローチ | 悪くなった 場所を治す (対症療法) |
悪くなる土壌を 改善する (原因療法) |
| 判断の根拠 | 歯科医師の 経験や目視 |
数値化された 客観的なデータ |
| 患者様の役割 | 異常がないか チェックを受ける (受動的) |
自分のリスクを知り、 健康を管理する (能動的) |
「何度も治す」のは、
もう終わりにしましょう
MTMを通じた診療は、最初は少し時間がかかるように感じるかもしれません。しかし、最初に自分のリスクを知り、お口の環境を整えることは、将来的な抜歯や高額な再治療を回避することに直結します。
私たちは、単に「歯を治す場所」ではなく、あなたの人生の質(QOL)を支えるパートナーでありたいと考えています。















